木の種類でデザインが異なる一枚板テーブル

木の種類でデザインが異なる一枚板テーブル
一枚板テーブルは、樹木の種類によってデザインや質感が変わってきます。黒檀など深い色合いのものもあれば檜などの明るい色合いのものまであり、重厚感を醸し出したり近代的なインテリアにすることも可能です。一枚板テーブルで使う樹木は、樹齢数十年から数百年と時間をかけたものでないと使うことが難しい貴重品ともいえます。また切り方においても丸太を縦に切るのか横に切るのかでも風合いは変わってきて、年輪を見せることで時の流れを感じさせることもできますし、縦にカットしたものであれば様々な個性を見ることができます。いずれにしてもテーブルにするためにはそれ相応の幅が必要になるため金額もそれなりです。もし安さを追求するのであれば樹木の破片などを成形させた合板材を使うと、コストパフォーマンスという意味では良いです。ただ既製品であり見た目もどこかにありそうなものにはなってしまうため、個性のあるインテリアにはなりえません。
木目の一枚板テーブルを選択するメリットとデメリット
木目の一枚板テーブルにはメリットがたくさんあります。大きな魅力として挙げられるのが、デザイン性の高さです。文字通り、一枚の樹木から切り出されているため、人の手による加工では実現できない仕上がりになっています。インテリアにこだわる飲食店などで採用されるのは、同じ物が二つとないオリジナリティの高さが理由です。 耐久性の高さも、一枚板テーブルならではの強みとされています。古くから物を大切にする日本人は、家具などを代々受け継いで使用するケースも少なくありません。木材特有の経年劣化による反りなども、メンテナンスを行えば何十年も使い続けることができます。 デメリットとして挙げられるのが費用の高さです。一枚板テーブルは、同じサイズでも他のテーブルに比べて金額が高く設定されています。家庭用サイズでも平均20万円前後、希少な木材を使用している物は50万円近くになることも珍しくありません。何点かの中から比較検討をして決めることが大切です。